借金・保険解約を強要…内装工事のトラブルが発端　取引先の男性を3カ月監禁・暴行か【報道ステーション】(2025年7月17日)

30代の男性を3カ月間監禁したうえで、腰の骨が折れるほどの暴行を加えたとして、7人が逮捕されました。男性は、保護された際、栄養失調の状態だったといいます。

逮捕されたのは、長谷川翔容疑者（24）、鈴木斗樹也容疑者（25）、柏原拓実容疑者（24）、本谷拓磨容疑者（24）、大城海人容疑者（25）、豊友大（24）、そして、主犯格とされる大城優斗容疑者（24）の7人。

全員が地元の友人で、容疑は、逮捕監禁致傷です。

男らは、殴る蹴るだけでなく、ハサミやドライバーで刺す、熱したフライパンを押し当てたり、ライターで炙ることもあったといいます。

大城優斗容疑者と30代の男性は、リフォームの取り引き関係にありました。

内装の依頼を受けた男性が、大城優斗容疑者に発注します。しかし、顧客から「壁のクロスが浮いている」とクレームが出たため、やり直しが発生しました。当然、料金はまだ支払われません。

大城優斗容疑者は、再三のやり直し要請を拒否し、それどころか男性を拉致監禁。捜査関係者によりますと、内装費数十万円に、さらに上乗せした額を回収したそうです。これが1回目とされる拉致監禁です。

すぐに2回目が。男性を、もう一度、さらい、レンタルルームや貸し会議室、民泊などを転々とさせながら、200万円を奪ったということです。

容疑者ら
「もっと金あんだろ。どこに金隠している」

男性は、借金をしたり、保険を解約するなどして、お金を工面したそうです。

そんな状態が続いていましたが、4月30日、大城優斗容疑者が運転する車が、タクシーと衝突事故を起こします。このとき、容疑者は、現場から逃走。車には、さらわれていた男性が残されていました。

大城優斗容疑者は取り調べに対し「弁護士が来てから話します」と認否を留保。そのほかの容疑者は黙秘、ないしは、否認しているということです。
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