「原油関連商品で利益が出る…」60代男性が4200万円詐欺被害 SNSで登録後=静岡・吉田町
静岡県吉田町の60代の男性が2023年4月、外国為替証拠金取引(FX)投資の広告サイトにSNSで登録した後、「投資会社のアドバイザー」を名乗る人物から約4200万円をだまし取られたことが分かりました。警察は詐欺事件として捜査しています。
被害に遭ったのは、吉田町に住む60代の会社員の男性です。警察によりますと、男性は23年4月下旬、インターネット上に掲載されていたFX投資の広告サイトにLINE登録したところ、「投資会社のアドバイザー」を名乗る人物などから、「原油関連商品を購入することで利益が出る」などと投資話を持ち掛けられました。
男性はその後、一度に最大で1000万円を超える金を振り込むなど11回にわたり、約4200万円を指定された口座に振り込みました。しかし男性が返金を求めても手続きに数百万円の費用がかかると言われたり、対応が取られなかったりしたことから警察に相談し、詐欺被害が発覚しました。
振り込みに指定された口座は、個人名義や法人を名乗るものだったということで、警察は詐欺事件として調べを進めています。
#LIVEしずおか 7月11日放送