現役警察官が「落語」で詐欺被害防止呼びかけ 「防犯落語」に最近の詐欺の特徴やその手口盛り込む 帯広市

増え続ける特殊詐欺を減らす新たな取り組みです。北海道道警が「落語」で詐欺被害の防止を呼びかけました。

帯広警察署岡崎巡査部長)
「昨日あなた様のクレジットカードで200万円分の買い物がございましたが、お心あたりはありますでしょうか。え、そんな買い物してませんけど」。

28日に帯広市で開かれた「防犯落語」。最近多く見られる詐欺の特徴やその手口を落語で演じました。高座をつとめるこちらの噺家、実は現役の警察官なんです。

帯広警察署の岡崎傑巡査長32歳。普段は西帯広交番に務めています。
実は岡崎さん、警察官になる前は本物の落語家として活動していました。あの三遊亭好楽師匠に弟子入りし、「三遊亭ろこう」という名前で活動していたのです。

その後、地元北海道に戻って警察官になりましたが、「落語家」としての経験を生かしたいと今回、防犯落語に挑戦しました。

警察官)
「おかしいな、おかしいな、焦ってしまうようなお話しは一人で悩まずまず相談。シャープに9110番♪」。

道警では近年警察官の個性を生かした啓発活動を展開。去年は音楽活動の経験がある警察官が自ら作曲した防犯ラップを披露しました。

岡崎巡査長)
「詐欺が鵜の目鷹の目でうその話を持ち掛け飛ぶ鳥を落とす勢いで恰好のかもを探し出しオシドリ夫婦の雀の涙のお金まで鷲掴みあほうな奴らをがんがん増やしましょう。いいね山田君座布団2枚だ」。

防犯落語を終え、久々に客から拍手喝采を浴びた岡崎さん。

参加した人)
「現実味があって面白かったです」、「(詐欺に)気を付けたいと思います」。

岡崎巡査長)
「とても緊張したのですが楽しみながらできたと思います」、「少しでも落語を通じて、特殊詐欺の手口が身近なものであるということを実感していただければ幸いです」。

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