中国の“借金漬け”外交牽制へ アフリカ開発会議(19/08/28)
アフリカの50カ国以上が参加する首脳会議が28日午後から横浜で開かれます。日本政府としては中国による“借金漬け”のインフラ整備を牽制(けんせい)する方針です。 今回で7回目を迎えるTICAD(アフリカ開発会議)には54の国と国際機関が参加し、冒頭、安倍総理大臣が基調演説を行います。アフリカでは中国が多額の融資とともにインフラ整備を行い、多くの国が債務超過に陥っています。その結果、港や空港などの施設の権限を借金代わりに中国に渡すケースが相次いでいます。日本政府はこうした中国の動きに警戒を促していて、安倍総理は日本からの投資拡大を呼び掛けるほか、金融の専門家の派遣など財政健全化に向けた支援策を表明する予定です。
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