ニセ電話詐欺 69歳女性医師が2400万円超被害
先月30日、北九州市に住む69歳の女性医師が、ニセ電話詐欺で警察官を名乗る男らから現金およそ2400万円をだまし取られたことが分りました。
警察によりますと、先月6日、北九州市小倉北区の69歳の女性医師の携帯電話に、長野県警の警察官を名乗る男から「お時間ありますか?スカイプのビデオ通話に切り替えましょう」と電話がありました。
その後、スカイプで、警察官や検察官を名乗る男らから、「練馬区の特殊詐欺に関与しており、容疑者になっている」「警察が管理する口座に資産を振り込んでもらう必要がある」などと言われ、
女性は、10回にわたって現金2418万円あまりを振り込んだということです。
その後、不審に思い先月30日、警察に相談し、詐欺と発覚しました。
警察は、SNSで事件の内容を伝えたり、お金を送金させることはない、と注意を呼び掛けています。