詐欺被害防止に「ゲキタイかるた」宮城県警などが制作 (19/09/04 20:35)

後を絶たない特殊詐欺の被害。宮城県警がこんなかるたを作りました。特殊詐欺の手口や対処法を楽しみながら学べる、その名も「ゲキタイかるた」です。

県警生活安全企画課 白鳥保幸 対策官
「ゲキタイかるた。特殊詐欺には負けねぇど!でございます」

この「ゲキタイかるた」は、オレオレ詐欺や架空請求詐欺など、「特殊詐欺」の被害を未然に防ごうと、県警とJAなどが共同で開発したものです。
読み札には特殊詐欺の手口が。
取り札には対処法が書かれています。
例えば「今日中に電子マネーで支払って」の取り札には、「それはウソ電子マネーは買っちゃダメ」。
「株で損した助けてほしい」の取り札には、「株の損失カブらない突き放すのも親の愛」と書かれています。
県内では今年、特殊詐欺の被害が159件報告されていて、被害総額は2億500万円にものぼります。
県警は、この「かるた」を使うことで、特殊詐欺の手口や対処法を知るきっかけにしてほしいとしています。

県警察本部生活安全企画課 山崎耕平 課長補佐
「楽しいほのぼのした雰囲気の中でかるたをやってもらうことで、楽しく特殊詐欺の方法を学ぶことができるのはと思っていますので、遊びをどんどん広めてほしい」

県警は500セット制作したこの「ゲキタイかるた」を県内の老人クラブや社会福祉協議会などに配ることにしています。

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