今ではありえないサラ金 #昭和 #金融
昭和の時代、特に高度経済成長期からバブル経済期にかけて、「サラ金」(サラリーマン金融)は急速に普及しました。これは主にサラリーマンなどの一般市民を対象にした無担保・高金利の消費者金融です。当時は銀行が個人向けに簡単に融資を行わなかったため、急な出費や生活費の補填を目的に多くの人がサラ金を利用しました。
しかし、金利は年率で30~40%を超えることもあり、返済が困難になるケースが多発。取り立ても厳しく、一部の業者では脅迫や嫌がらせなど違法行為も行われました。これにより「サラ金地獄」と呼ばれる多重債務問題が社会問題化しました。
後に貸金業規制法や利息制限法の強化により、金利の上限が設けられ、業界の健全化が進められました。昭和のサラ金は、庶民金融の一形態であると同時に、規制の未整備が招いた負の歴史でもあります。