市の差し押さえ口座から60万円横領 借金返済や飲食に…20代職員を懲戒免職=静岡・伊東市

静岡県伊東市は、総務部の20代の職員が公金約60万円を横領をしたとして、この職員を懲戒免職としました。

<伊東市 小野達也市長>
「誠に申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます」

懲戒免職となったのは、伊東市総務課主事の20代の職員です。伊東市によりますと、この職員は2021年12月から2022年12月にかけて、税金の滞納によって、市が差し押さえていた4世帯の金融機関の口座から約60万円を不正に引き出していたということです。横領した金は、飲食やブランド品を購入した際の借金の返済に充てていたということです。

この職員は弁済の意思を示しているということですが、不正の発覚を逃れるため、データの改ざんを行うなど悪質性もあるとして、警察への被害届の提出を検討しているということです。今回の不祥事を受け、伊東市は現金を扱う部署では複数の職員で業務を進めるなど対応策を指示したということです。

#LIVEしずおか 3月2日放送

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