「借金返済に充てた」3億5000万円横領・尚絅学院元理事 起訴内容認める〈仙台市〉 (23/03/29 18:54)

学校法人「尚絅学院」の資金、3億5000万円を横領した罪に問われている元常務理事の男の初公判が3月29日、仙台地方裁判所で行われ、男は起訴内容を認めました。

学校法人「尚絅学院」の元常務理事、瀬戸正道被告(68)は、法人で財務を統括する立場にあった去年6月から7月にかけて、あわせて3億5000万円を横領した、業務上横領の罪に問われています。
29日、仙台地裁で開かれた初公判で、瀬戸被告は起訴内容の認否について問われ、「間違いございません」と話しました。このあと検察は冒頭陳述で、横領に至った背景について、「去年3月、SNSで知り合った女性から投資ファンドを紹介され、多額の投資を求められていた」とし、横領した3億5000万円を「投資ファンドへの入金や投資資金を工面するために知人から借りていた金の返済にあてていた」と指摘しました。次の裁判は、5月8日に開かれる予定です。

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