『闇金ウシジマくん』最終巻発売「読むと気が滅入るといわれ続け15年」(KAI-YOU.net) – グノシー
本日5月30日(木)、真鍋昌平さんによる漫画『闇金ウシジマくん』の最終巻となる46巻が発売された。 3月4日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)14号で、最終回492話を迎えていた本作()。 完結を記念して、対象書店で車やスマホに貼れるステッカーがもらえるキャンペーンも実施されている()。山田孝之主演の実写版も大ヒット 『闇金ウシジマくん』は、主人公の丑嶋馨(うしじまかおる)が経営する闇金業者・カウカウファイナンスに訪れるワケありな人々とのやり取りや、社会の暗部を描いたストーリーがヒットし、ドラマと映画で実写化されたほどの人気漫画。 貸したお金を回収するまで顧客に迫る丑嶋及びカウカウファイナンスの面々と、借りたお金を返すことができない顧客の人間模様を主軸としながら、闇金業界でのし上がってきた丑嶋の過去のしがらみやアウトローたちとの攻防戦を描くのが基本のストーリーライン。 各章ごとの「~くん」という柔らかいタイトルとは裏腹に、社会問題をテーマにした非常にリアルで残酷な描写が多く、時に現代社会の教科書のような作品として紹介されることもあった。 (c)2014 真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん2」製作委員会・MBS 2010年には俳優・山田孝之さんが主演の連続テレビドラマとしても放送され、異例の好視聴率を記録。2012年には劇場版が公開され大ヒットした。 その後テレビドラマは続編2作、映画は続編3作が制作され、いずれもヒット。 堀江貴文さんが出演するスピンオフのショートドラマ版なども制作されている。完結に合わせて期間限定で無料のKindle版が発売中 2004年に連載が始まり、15年続いた同作。 最終巻の発売に真鍋昌平さんはTwitterで、「読むと落ち込む。読むと気が滅入るといわれ続け15年。激辛の奥の旨味に気がついて欲しかった15年。今まで読んでくれた方に感謝しかない15年。本当にありがとうございました!」とコメントを寄せている。 15年間の長期連載を終えてとうとう闇金ウシジマくん46巻、最終巻が5月30日に発売します。読むと落ち込む。読むと気が滅入るといわれ続け15年。それでも激辛の奥の旨味に気がついて欲しかった15年。今まで読んでくれた方に感謝しかない15年。本当にありがとうございました!— 真鍋昌平闇金ウシジマくん最終回 (@shoheimanabe)from Twitter 現在、6月12日(水)22時までの期間限定でKindle版の1巻が無料で配信されている()。 闇金に手を出すことの恐ろしさをこれでもかと描き、反面教師的な役割も担った本作。未読の方は、この完結を機に読み始めてみるのはいかがだろうか。