第2のニセコなるか…北海道富良野市に海外の富裕層が熱視線“貸別荘”としての不動産投資相次ぎ、1坪100万円の土地も
まもなくやって来る冬の観光シーズン。
海外の富裕層から熱い視線が向けられている北海道・ニセコ同様に、いま、注目されているリゾート地があります。
富良野市です。新たな取り組みも始まっています。
北海道内の広い範囲で雪が降った11日、富良野市で開かれたイベントにおよそ250人の市民が集まりました。
そこで発表されたのは、スキーヤーに人気の、富良野のパウダースノーを世界に発信する「bonchi powder」プロジェクトです。
プロジェクトでは、富良野のパウダースノーについて、北見工業大学などと研究を始め、雪質である「ふわふわ」や「サラサラ」具合を独自の指数「ふわサラ度」で予測します。
この「ふわサラ度」の最大値を100として、50を越える雪に「bonchi powder」と名付けてブランド化を図り、外国人宿泊客に積極的にアピールしていきます。
富良野市商工観光課 笹田武志観光係長
「ほかとは違った、富良野はここがこうだから、パウダースノーなんだというのを打ち出したいと思っています」
富良野市を訪れる外国人宿泊客は10年ほど前から増加を続けていて、コロナ前の2018年度には10万人を突破しました。
コロナのもとでも昨年度から回復に向かい、この冬も多くの宿泊客が訪れるのが見込まれています。
一方、熱い視線を向けるのは宿泊客だけではありません。
中原達也記者
「スキー場に近い、北の峰エリアです。通りを歩いていると売り地や空き家を目にします。こういった空き家の多くは海外の富裕層が投資向けに買っているということです」
いま、北の峰地区では外国人による不動産投資が相次いでいます。
購入目的の多くは「貸別荘」としての利用です。
外国人向けの不動産仲介や管理を行う「オールアバウトフラノ」の池野正樹社長に新築の貸別荘を案内してもらいました。
この物件のオーナーは香港の富裕層で、宿泊客のほとんどは外国人だといいます。
オールアバウトフラノ 池野正樹社長
「定員6名様で今(1棟1泊)8~10万円ぐらいで出しています。冬に関しては5泊という最低宿泊期間の縛りがあるので、平均宿泊数が7泊以上の外国人スキーヤーの方が多いです」
道内で外国人による不動産投資が盛んなエリアと言えば、ニセコが有名ですが、富良野には、ニセコに負けないポテンシャルがあるといいます。
オールアバウトフラノ 池野正樹社長
「富良野では市街地・ダウンタウンが、ニセコ地区の『ひらふ』と倶知安の距離よりだいぶ近いです。もう一つ、富良野とニセコ地区の違いといえば、やはり富良野には夏(の観光)があるというところですね。1年を通して楽しめるエリアというところで、富良野は魅力的な地域になっていくと思います」
富良野市が第二のニセコになる日はやってくるのか、海外からの熱い視線が向けられています。
取材した不動産会社によりますと、富良野市の北の峰地区の地価は10年前には1坪8~10万円だったのが、いまでは、30~50万円ほどに上がっていて、メイン通りでは1坪100万円の土地もあるといいます。
一方、富良野市によりますと、旅館業法の許可を得ていない違法な民泊の存在や、外国人によるゴミの問題、さらに市内のタクシー不足など、いわゆるオーバーツーリズムへの市民からの不安や懸念の声も聞かれるということです。
今後は外国人宿泊客と市民生活との「共存」が課題となっていきそうです。
2023年11月13日(月) 19時30分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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これって危ないと思います…。
ニセコが外資に買い漁らされているの知っているはず。
次に富良野って…。
HBCさんは逆に煽ってまずくないですか?
ニセコに富良野そして北海道のあちこちをどんどん外資に買われてるじゃないですか?
それを喜んで報道してるように見えます。
とても残念です。
ついに…予感してたことが……
現実のものとなったのか(;´д`)トホホ…
道民は好きね。敵性国家や、埼玉で問題となっている移民とかに土地売るの。ホント、北海道は日本の敵だわ。