電話で『お金』詐欺による被害防止へ 防犯機能付き電話機を寄付【熊本】 (23/11/27 19:00)

電話で『お金』詐欺による被害を防止しようと、熊本県遊技業協同組合から熊本県警に、防犯機能付き電話機が寄付されました。

寄付された電話機は、65歳以上の人が住む家庭に貸し出されます。

27日の贈呈式では、熊本県遊技業協同組合の藤井 俊博 理事長から熊本県警の村上 敏幸 生活安全部長に目録が手渡されました。

県内でことし発生した電話で『お金』詐欺による被害件数はすでに去年の100件を超えていて、被害額は約2億4000万円に上ります。

そこで今回、音声で利用者に注意を促し、また相手側にも録音していることを伝える防犯機能付き電話機と自動通話録音機計160台が寄付されました。

【熊本県遊技業協同組合 藤井 俊博 理事長】
「犯罪が少しでも減るよう、警察の皆さまに頑張っていただき、私たちも少しでも
手助けできるよう頑張って参りますので、有効にご利用ください」

県警によりますと、県内での被害は固定電話を犯行の入り口とするケースが半数以上を占めているといいます。

【熊本県警本部 辻 直樹 生活安全企画課次席】
「犯人からの電話を受けさせない対策は非常に有効なので、(このような機器を)ご活用いただきたい」

寄付された電話機と録音機は、県内の各警察署などに申請すれば、65歳以上の人が住む家庭を対象に貸し出されるということです。

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