うどん店強盗未遂事件 男を逮捕「借金返済にお金が必要だった」【熊本】 (23/12/06 19:00)
11月30日、熊本市北区の飲食店の前で男が女性従業員に刃物を突きつけ、「金を出せ」と脅した事件で、警察は6日、会社員の男を強盗未遂の疑いで逮捕しました。
男は「借金返済にお金が必要だった」と話し、容疑を認めているということです。
強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、玉名市岩崎に住む会社員、上田 誠 容疑者(42)です。
警察によりますと、上田容疑者は11月30日の午後11時半ごろ、熊本市北区高平の国道3号線沿いにある飲食店の前で女性従業員に刃物を突きつけ、「金を出せ」と脅迫。
女性が大声で叫んだため、上田容疑者は何も取らずその場から逃走した疑いが持たれています。
女性にけがはありませんでした。
警察は、現場周辺の防犯カメラの映像や聞き込み捜査などから上田容疑者を特定。
調べに対し、上田容疑者は「借金返済にお金が必要だった」と話し、容疑を認めているということです。
また、警察は上田容疑者が店長として雇われている飲食店から犯行に使用された刃渡り約20センチの刺し身包丁を押収したということです。
警察は今後、飲食店を狙った経緯などを調べる方針です。