都内の特殊詐欺被害額 3年連続増 被害81億円
去年、都内で発生した特殊詐欺の認知件数は2918件で、被害額は3年連続で増え、81億4857万円となりました。
警視庁によりますと、特殊詐欺の認知件数のうち、最も多かったのは、親族らを語る「オレオレ詐欺」で819件でした。
同じ人が何度もだまされ、被害が高額となるケースが目立つということです。
去年都内で発生した特殊詐欺の被害は、おととしに比べ件数は減少したものの、被害額は3年連続で増加していて81億円を超えています。
最多の被害となった「オレオレ詐欺」をはじめ、「有料サイトの利用料金が未納」などといって金銭を騙し取る「架空料金請求詐欺」、医療費返還などを語る「還付金詐欺」も横行してしまっている現状があります。
金銭を要求されるような話が来たときは、まずは冷静に家族や警察に相談を。