【朗読/小説/ミステリー】松本泰/詐欺師・左頭弦馬/踊り子殺しの哀愁【大人の読み聞かせ/睡眠導入】

■松本泰
東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、イギリスに留学。そこでのちに翻訳家となる松本恵子と出会い、結婚する。帰国後、1921(大正10)年に東京の東中野に文化住宅を十軒以上建てたが、恵子が大仏次郎の縁戚であることもあり、文士の集まるサロンのようなものになった。住人に長谷川海太郎(牧逸馬・谷譲次・林不忘)や小林秀雄、田河水泡らがおり、そこは「谷戸の文化村」とも呼ばれた。1923(大正12)年に奎運社を興し、「秘密探偵雑誌」を創刊、つづいて「探偵文芸」を発行、自らの探偵小説もこれらの雑誌に発表した。「探偵文芸」では牧逸馬・城昌幸らが活躍した。現在、彼の名は江戸川乱歩の影にかくれているが、日本探偵小説の成立を見る上で看過することはできない。

■他の松本泰作品
最後の日

■読み手:イチマン
主に小劇場で活動中。
小劇場には面白い物語がたくさんあるので、このチャンネルに集まる物語好きの方に、その面白さを知って欲しくて活動しています。
小劇場作家に書いてもらったオリジナル台本も朗読します。

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