「電話で『お金』詐欺」被害防ぐ コンビニの従業員らに感謝状【熊本】 (25/01/15 19:00)
「電話で『お金』詐欺」被害を未然に防いだとして、熊本市中央区にあるコンビニエンスストアの従業員らに感謝状が贈られました。
従業員らは高額な電子マネーカードを購入しようとした高齢の男性に声をかけ被害を防いだということです。
【セブン‐イレブン熊本薬園町店 吉岡 徳真 オーナー】
「年相応でない高額な入金とか相談があった時にはやはり連携を強化して、みんなで声掛けをして、それが今回、よかったかなと」
14日は熊本中央警察署で贈呈式が行われ、原田 聖哉 署長からセブン‐イレブン熊本薬園町店のオーナーと従業員合わせて3人に感謝状と記念品が贈られました。
警察によりますと、去年11月、80代の男性が電子マネーカード、5万円分を購入しようと来店。
不審に思った従業員が男性に声を掛けるとともに警察に通報し、購入を中止させ、詐欺被害を未然に防いだということです。
【従業員 森園 真由美 さん】
「お話を聞いてるうちに〈5万円〉と言われたので一生懸命に説得した」
今回の手口は、「ウイルスに感染した」と表示されたパソコンの復旧名目で電子マネーを要求するいわゆるサポート詐欺とみられています。
警察は「電話で『お金』に関する話が出たら詐欺を疑い、相談してほしい」と呼びかけています。